例えば同じ添加物であっても、豆腐を作るには「にがり」という添加物がなければ今あるような豆腐はできあがりません。パウンドケーキを作るとき、ベーキングパウダーを使わないとケーキがしっかり膨らみませんよね。おばあちゃんが作るぬか漬け。これもあのちょっと臭い「ぬか」がなくては、あのおいしいぬか漬けにはなりません。
反対に、ハム・ソーセージやかまぼこ、お菓子・清涼飲料水など幅広く使われている「天然成分を使った着色料」であっても例えば「アカネ科のセイヨウアカネ」という植物から作られた「アカネ色素」とよばれるものでは、最近の研究によって発がん性の可能性が高い成分ということがわかりました。厚生労働省も人への影響は未確認としながらも、動物実験の結果をふまえて積極的な摂取は控えるようHPに掲載しています。
厚生労働省の「アカネ色素」に関するURLはこちらです。
このように人工的な食品添加物であれば体にが悪く、天然の食品添加物であれば体に安全ということは一概には言えないようです。危険な食品添加物から身を守るためには、消費者自身が食品添加物への正しい知識をもって「選択する力」を養うことが大切ではないでしょうか。
以下、現時点で安全とされる身近なふたつの食品添加物について現状などを調べてみました。
■ビタミンC・・・パンやお菓子、ジュースなどの酸化防腐剤・保存料
○同じ用途の食品添加物・・・ソルビン酸K、安息香酸Na
○解説
ジュースやパンなど店先で便利に買うためには、酸化防腐剤・保存料は多くの場合が必要です。その際同じ用途で使われている「ソルビン酸」は、上記した危険な食品添加物にあるように環境・食品中の亜硝酸と反応して発がん性物質形成するといわれ危険度が高いと懸念されています。
その一方で、同じ用途の「ビタミンC」であれば、多くの場合が天然から作られたもので害もほとんどなく、むしろハムなどの「発色剤」の悪い添加物を体外に排出するのを助けその害を軽減できると言われています。
○現状レポート
子供用のジュースなどみてみるとやはり酸化防腐剤は使用しているものの、として「ビタミンC」もしくは「V.C」を使っているものが多いのでやや安心ですね。
ですが最近では酸化防腐剤の入っていない飲料水も増えていて、例えば「○○麦茶」や「○○茶」など大人用でも添加物フリーのドリンクが増えつつあります。またベビーフードのコーナーなどにある「赤ちゃん麦茶」などは味はおいしく、添加物がないものが多いのでその辺もうまく活用したいところです。
また、私が大好きなおいしい菓子パンやスーパーで売っているようなカステラ・和菓子などの多くには、やはり「ソルビン酸K」が使われているのがわかります。
ですが危険だからといって、例えばそれらを自分の子どもに全く与えないでいられるかといえば、お友達の家で出されたりと普通はできません。ですからそんなときは、与える量を減らす、1週間程度の間隔をおいてあげるなどちょっとした気配りで、リスクを下げることが大切に思います。
■砂糖・・・・・・お菓子やジュースなどの甘味料
○同じ用途の食品添加物・・・ステビア、甘草、サッカリン(ナトリウム)など
○解説
砂糖をはじめとする「糖類」は脳の活性化に欠かせない重要な食品です。同じ用途をもつステビアは飴などに入っているものに限れば「純度」が高く比較的安心と言われています。ですが純度が低いこれら人工甘味料を大量にとると「下痢」「発がん性物質の形成」「妊娠障害」などの危険性が懸念されます。
またステビアは砂糖の300倍の甘さがあると言われているので、取りすぎには注意が必要です。
○現状レポート
ステビア入っていますね、カロリーオフの飲料水に。また歯の健康にと買った「ガム」にもサッカリンが入っていました。肥満防止や歯の健康のためにと買っていた食品に、本来の体の方を犠牲する可能性をもった添加物が入っていたとは・・・。
このページを書くにあたって改めて食品添加物を調べてみると、やはり正々堂々と「安全・安心」といえる食品添加物は少ないように感じました。このような現状の中、血まなこになって「無添加食品」を探しまくっていてはあなたが疲れ果ててしまいます。
だったら入っているのを出してしまえばよいのではないでしょうか。次には食材に入ってしまっている食品添加物を軽減するためのレシピ・方法について探っていきます。